上十七『この世はみな神のものざから臣民のものと云ふもの一つもないぞ、お土からとれた物、みな先づ神に供へよ、それを頂いて身魂を養ふ様になってゐるのに、神には献げずに、臣民ばかり喰べるから、いくら喰べても身魂ふとらぬのぞ、何でも神に供へてから喰べると身魂ふと ...
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慢心取り違ひは調和の邪魔
富士二二『われがわれがと思ふてゐるのは調和(まつり)てゐぬ証拠ぞ…この御道は鼻高と取りちがひが一番邪魔になるのぞと申すのは慢心と取りちがひは調和(まつり)の邪魔になるからぞここまでわけて申さばよく分かるであろう何事もマツリが第一ぞ』調和 マツリ 祭 祀… ...
学も無くてはならぬが
日の出六『神界の事は人間には見当取れんのであるぞ学で幾ら極め様とて会得(わか)りはせんのざぞ学も無くてはならぬが囚はれると悪となるのざぞ』学も金も政治も思想も宗教もさうして神も囚はれると悪になる何故なら真の神とは絶対自由だから絶対自由だからこそ人間には見 ...
三種の神宝
富士三『玉とは御魂(おんたま)ぞ鏡とは内に動く御力ぞ剣とは外に動く御力ぞこれを三種(みくさ)の神宝(かむたから)と申すぞ今は玉がなくなってゐるのぞ鏡と剣だけぞそれで世が治まると思うてゐるが肝腎の真中ないぞそれでちりちりばらばらぞ』自己省察は内に働く「鏡」 ...
何もかも捨てる神民さひはひぞ
上四一『何もかも捨てる神民さひはひぞ捨てるとつかめるぞ』断捨離もいいが其れよりも心の内から捨て去るのがいい心の内からならば全てを捨てられる自分の肉体すらもさうでなければ所有概念の虚構性を完全に見破るのがいい自分の肉体に対する所有概念すらも虚構で架空で仮設 ...
この道は道なき道
地十二『この道は教でないと云ふてあらうが教会やほかの集ひでないと申してあらうがな人集めてくれるなと申してあらうがな世界の臣民みな信者と申してあらうがこの道は道なき道時なき道ぞ光ぞこの道でみな生き返るのざぞ』道は言葉になり得るが言葉の表現に固執すると道を見 ...
ナルトの仕組の一面
五葉二『鳴門の渦巻を渡る時はカヂをはなして手放しで流れに任せると渡れるのであるぞカヂをとると同じ処をグルグルぢゃカヂをはなせる人民少ないのう何んでも彼んでもカヂをとって自分の思ふ通りに舟を進めようとするから大変が起るのぢゃ渦にまかせる時はまかさなければな ...
日月神示における理屈と思考
夜明け七『理屈無い世にするぞ理屈は悪と申してあろが理屈ない世に致すぞ理屈くらべのきほひ無くして仕舞ふぞ』黒鉄三『理屈は一方的のものぞどんな理屈も成り立つが理屈程 頼りないもの力にならんものないぞ理(リ)が ☉(カミ)の御能(オンハタラキ)ぞよく見極めねば間 ...
経のみでならん。緯のみでならん。
日月神示に基づく世界認識においては「縦」と「横」と云ふ概念が重要になるタテとヨコと云ふ二つの位相…次元…観点…この二つによって世界は構成されてゐるのでどちらが欠けてもその世界は半端な半面だけの世界と云ふことになるもう一度まとめておかうと思ふとりあへず帖の ...
めんめめんめに心改めよと申してあろがな
結局一人ひとりが自分自身で気づき改め変らぬ限りは何も変はらぬだらう神仕組も成就し得ぬだらうアメ十一『めんめめんめに心改めよと申してあろがな、人民と云ふ者は人に云はれては腹の立つ事あるものぢゃ、腹立つと邪気起るから めんめめんめに改めよと、くどう申すのぢゃぞ ...
無用性こそが実用性の基本
さて…私見によるならば今世は「〇」である来るべき「☉」(ミロクの世)とは「〇」(今世)に「・」(中心)の入ったものであるでは…その中心であり大神であり無であるところの「・」は「〇」(実社会)において具体的にどのやうな役に立つのかと問ふ方も多いだらうはたして「・」 ...
永久の未完成これ完成である
目的意識とか完全主義とか或いは成長だとか進化だとか現代人類社会に於いては役に立つこともある概念だが道においてはさう云ふ概念は妥当しない目的意識が悪いと云ふのではない進化成長がウソだと云ふのではない人は確かに進化し深化し成長するものだが其れはこの地上と云ふ ...
道についての雑感
真理だとか無だとか道だとか神だとか不二なるもの唯一無二なるもの其れを指し示す書籍は日月神示を含めて幾らでもあるダンテス・ダイジクリシュナムルティOSHOラマナ・マハリシの諸著作や講和録臨済録老子荘子古代ギリシャ哲学の幾つかの断片福音書に遺されたイエスの言葉仏 ...
改心の諸相
地二『今は闇の世であるから夜の明けたこと申しても、誰にも分らんなれど、夜が明けたらなる程さうでありたかとビックリするなれど、それでは間に合はんのざぞ、それまでに心改めておいて下されよ』2020年が真中の年で深夜零時を指し夜明けは2024年…と云ふのが私の意見なの ...
神と否定的な事象の関係について
一神論や多神論つまり「人に対しての神」と云ふ概念からするとなにゆゑ悪と呼称される否定的事象があるのかと云ふ疑問が生ずるだらうこの世界に悪魔はゐても神はゐないのではないかゐたとしても人間のことを忘れてしまったのではないか等々考へる者もゐるかもしれないしかし ...
文明も神の働きから生れたもの
拝金主義のインチキ詐欺宗教は論外として「いはゆる一般的な宗教」の中枢には現世否定的な傾向があるやうに思ふ物質を否定して精神を肯定する地上を否定して天上を肯定する身体を否定して霊魂を肯定する悪を否定して善を肯定する二元性の片方を否定して片方を肯定する其れが ...