現状の人類は多岐に渡る問題に直面してゐるが
其れ等についての覚者の見解を
少し長いがダンテス・ダイジの
アメジスト・タブレット・プロローグより引用させていただく

…私達人類の緊急課題をここに提示する。
それは、いかに戦争をなくして、
平和を得るかではない。
政治経済の混乱でも、
人間性の超管理化や堕落の問題でもない。
エネルギーや公害の問題でもない。
人類の最終的目的や意味や価値の発見でもない。
現代物質科学文明の崩壊でもない。
それらは、症状であって、病因そのものではない。それ以前の根本原因が、人間の内にあることの結果に過ぎない。
私達人類全員は、この私という根本原因を、何よりも先に、探究せねばならない。
私とは何なのか?
私の死とは何なのか?
私の生とは何なのか?
この究明は、いかなる観点を持ってしても解答を出すことはできない。あらゆる観点と立場が、すでに、私という欲望の混乱だからである。
にもかかわらず、私の正体を開示しない限り、私達人類は、とめどもない混乱と崩壊の中に悲惨な死滅を死滅するだろう。
私達は、何はさておき、私自身というこの根本前提の暗黙の了解を否定して、私とは何かを、まったく新しく究明し直さなければならないのである。
これが、この終末の時代の全人類的な最重要問題なのだ。
私の正体を見破り、
神に目覚めるのだ。



これを読んで

何を言ってゐるのか全く意味が判らないと肩を竦める人はゐるだらうし

そもそも現状の人類は云ふほど崖っぷちにゐる訳ではないだらうと
科学は進歩しつつあるし多少の問題はあれど人類全体に影響を及ぼす事象など少なくとも自分の生きてゐる間は無いだらうと
現在の延長線上にある未来は薔薇色とまでは云はずともそれなりに輝いてゐる事は疑ひやうもないと
さう云ふ人も多いのかもしれない
私はさう云ふ人々に向けて云ふ言葉を持たない
其れは其れで好きにすれば良いのだらうと思ふ

ただ多少なりとも響くところがあるならば
耳を傾けても良いのではなからうかと思ふだけである

これは私ら一人ひとりの問題である
他人は関係ない
他國は関係ない
一人ひとりが自己責任で探究に踏み出すのか否かと云ふ問題である

生活に若干の余裕は必要かもしれないが基本的には金銭は必要ないし

いつ何処ででも
つまり今此処で始められる
だから如何なる言ひ訳も成立しない


いつかやるとか

興味はあるのだけどとか
忙しいからとか
さう云ふのは無しだ

ただどちらを選択してゐるのかと云ふ単純な事実が人それぞれにあるだけだ

自分が因果のどちらを選択するのか
結果に固執し振り回され続けるのか
原因を探究するのか
神示的に云ふならば

〇にしがみつき続けるのか
・ を探究するのか

この選択はどちらでもいい
誰も何も強制しない

勿論其の結果を受け取るのも自分自身になる訳ですけれども


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