上十七
この世はみな神のものざから臣民のものと云ふもの一つもないぞ、
お土からとれた物、みな先づ神に供へよ、
それを頂いて身魂を養ふ様になってゐるのに、神には献げずに、臣民ばかり喰べるから、いくら喰べても身魂ふとらぬのぞ、
何でも神に供へてから喰べると身魂ふとるぞ。
今の半分で足りるぞ、それが臣民の頂き方ぞ。


何故かは知らぬが私らの意識が神から切り離されてゐるから
この世はみな神のものと云っても意味不明なのかも知れ無い
唯物論も所有概念も仕方のない事で
もしかすると神などゐ無いと云ふならばまだ正直でいいのかも知れない

自分で勝手な神を妄想したり
無理して神を信じてゐるフリを始めると
唯物論以上に厄介な事になりかねないから
神についてはあまり具体的に考へない方がいいとしか思へない

具体的ではないから当然他人に説明も証明も主張も出来ないし
する必要もない…

但し神示にはかうあるから具体性については状況次第なのかも知れ無い

夏四
何神様とハッキリ目標つけて拝めよ。
只ぼんやり神様と云っただけではならん。
大神は一柱であるが、あらわれの神は無限であるぞ。
根本の、太☉ ⚇ ⨁ （ヒツキ）大神さまと念じ、その時その所に応じて、特に何々の神様とお願ひ申せよ。


しかしやはり私はただ漠然とぼんやりと
物質界を超えた原理
自我の届き得ぬ世界を感じるのみである
さうして其処から日月神示を読むといろいろと見えて来るので延々と紹介し続けてゐるわけですが私が正しいと云ふ保証は何処にも無い

此れが何処かの誰かの道標になればいいやうな気はするが
書いた全てがただ虚空に消えてしまっても何ら痛痒は感じ無い

まぁいづれにしても

黄金八十五
神示よんで馬鹿らしいと思ふものは、遠慮いらんから、さっさと帰りて下されよ。

と云ふ事なのだらう


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