死から目を背けても社会的には尤もらしく生きて死ねるから
社会的には其れで全く何も問題は無いのだらうが

道に於いては
自分自身がいづれ必ず死ぬと云ふことから
目を背けるのは
悪手だらう

窮理や求道に身を置く場合
“自身の死”と云ふ観念は非常に有効な素材になると思はれる


ダンテス・ダイジによる
アメジスト・タブレット・プロローグには
以下のやうに記されてゐる


死は、人類史を通じて最大のタブーであり続けた。
クンダリニー・ヨーガにおいては、死は、神の中心への入り口にすぎない。


客観的な死と
自分自身の現実的な死とを混同するなかれ。
他者の死に、自我のイメージを投入するなかれ。


故郷へ帰ること、
それを、人は死と呼んで恐れる。



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