下三七
『臣民は神の入れものと申してあろが』

とは云ふものの
日月神示は神の云ひなりになる傀儡を作りたいわけではない

雨一
『神はせよと申す事するなと申す事もあるのざぞ
裏の裏とはその事ぞ
よく心得て下さりて取違ひ致すで無いぞ』

神示に書いてあるから
神の言葉だからと云ふ理由だけで
機械的に従ってはならぬのだらう
黄金二九
『心して怪しと思ふ事は譬へ神の言葉と申しても一応は考へよ
神の言葉でも裏表の見境なく唯に信じてはならん』

神は私らを試す事がある
馬鹿正直に盲信してはならない
何か違くないかと違和感を感じるならば
一度立ち止まって考へる必要がある

霊言やらを鵜呑みにして
受け売りの言葉を吐く傀儡になってはならない

結局私らは私ら自身の本音の本音を生きねばならない
神示は支へにはなるだらうが
道を歩くのは自分自身である

つまり私らは私ら自身を
自分自身を裏の裏まで知り尽くさねばならない



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