さて…先日富士山へ登ってきたわけですが
戯れに
富士山の登頂過程を神仕組の十年に合はせるとどうなるのか見てみますと

五合目まではバスで誰でも行ける
➤五の年:2020年まで
此の年までは従来通りの既成概念固定観念(つまり常識)で何とか行けるだらうが
その後の状況は大きく変はり始める可能性がある

七合目までは馬でも行ける(若しくは行けた)らしい
いづれにしてもその程度のなだらかな道と云ふ事である
➤七の年:2022年まで
此の年までに現代文明の破局が明らかになるのではないか
つまり此の年以降は…

八合目九合目辺りがキツい
➤八と九の年:2023年24年
「生者が死者をうらやむ時代」(by風の谷のナウシカ)になるのかもしれない

頂上へ着いてから最高地点の剣が峰まではまだ少し歩かねばなら無い
➤十の年:2025年
新しい時代の展望が見え始める…ならばいいと思ふ

下十四
『元の神代に返すと申すのは喩へでないぞ。
七から八から九から十から神烈しくなるぞ』


やはり2022年以降が形而下における正念場と云ふ事になるのだらう
形而上における正念場…つまり2022年以降の精神的な下準備はすでに始まってゐる…ハズであるのだが全くもって心許ない



神仕組



さて…このやうな終末予言的な話はすべて馬鹿げた妄想で一笑に付しておしまひにするのが社会的に正しい人なのかもしれないし
私的にはさうしてくれて全く構は無いのだがしかし

例へば

アマゾンの熱帯雨林が燃えてゐる 状況はかなり深刻なやうだ

やはりどうも 私らはこのままと云ふわけにはいかないのではないか
体制も文明も 今までの延長線上に続くと云ふわけにはいかないのではないか
とは云へ自分自身が直面しなければ やはりこのままどうにかかうにか今までの世界が続くと人は思ってしまふのだらう
 
実際この二千年の間に生まれた終末予言は悉く出鱈目であったし
過去何十年も何百年も何千年も 人類にとっての致命的な変化は局所的なもので済んできたから
今回も其れで済めば良いのだが しかし…
過去数千年と異なることがある

➤人類による地球規模の汚染の深刻化
これはつまり地球規模の生態系の崩壊を意味し得る

➤地磁気の減少と磁極の移動速度
これは私見に依るならば(必ずしも地軸の反転を意味するとは限らないが)地殻変動と気象変動をもたらす
他にも太陽活動も常軌を逸し始めてゐる可能性がありこれも地球へ大きく影響する

➤生物種の大量死や絶滅の加速
汚染や狩猟や開発と云った人為的な原因も多いだらうがそれだけではないやうにも思ふ
しかも生態系の土台に位置する植物種や昆虫種のすでに確認されてゐる絶滅は直接に生態系の崩壊を意味する

もしも生態系が全面的に崩壊するならば人類の存続は殆ど不可能だらう
少なくとも現代文明の維持は有り得ないだらう

神は 或いは神々は
やはり人類をこのままにして置くつもりは無いやうに思ふのだが

だとするならば
2020年から25年と云ふ時間指定はともかくとして
私らの終末はさほど先の話ではないのかもしれない



まぁ勿論
終末とは新しい時代の幕開けでもあるのだが



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